入会方法FV画像

広報誌・コラム
Public relations Magazine

開業して思うこと

新発想の医療モールで、 患者もクリニックも win-winの関係に

私は2024年4月に南海高野線初芝駅前でメディカルスクエア初芝駅前という医療モールの立ち上げに携わりました。自分自身のクリニック(ばば脳神経外科・救急科・健診クリニック)の他に、「消化器内科」「整形外科」「小児科」「乳腺外科」「皮膚科・形成外科・婦人科」の6院で構成されています。今回は開業に至るまでの経緯と実際に開業した経験をご紹介します。
大阪ではここ最近、「病院」や「診療所」以外に、「医療モール」という複数の診療所や薬局が集まった医療施設をあちこちで目にするようになりました。ぽつんと単独で診療所をやるより、いろいろな科目の診療所が集まることで患者利便性が高まり、クリニックにとって集患がしやすいという利点があるからだと思われます。ですが、実際は思ったほど内部の連携が取れておらず、場合によっては患者の奪い合いも起こっているという話も耳にします。また、せっかく同じ医療モールでやっているにもかかわらず、カルテや画像参照システムはバラバラ、予約システムもバラバラ、レントゲンやエコーなどの画像検査はクリニックごとに自前で用意し共同利用などは考えたこともない、というような医療モールがほぼ全てです。そこで、私は今までにない新しいタイプの医療モールを一から作ってみたいと考え、約4年前に計画を練ることにしました。

それぞれのクリニックが一つの病院のように機能

前例のない構想の医療モールでしたので、一筋縄ではいかないことも多く挫折しそうにもなりましたが、最終的にはたくさんの仲間に助けてもらい開業に漕ぎ着けることができました。当医療モールの特徴として、①XP、CT、MRI、X線TV、DEXA、エコーなどの高度医療機器がすべて共同利用可能。紹介状なども不要にて患者の余計な費用負担が生じない。②クリニック間はLANで結ばれており、データのやり取りは瞬時。撮影データはすぐに各クリニックで参照可能。③電子カルテ、画像参照システム、予約システムなどすべてのシステムは統一。ID発番ルールもモール全体で統一。必要時は他院のカルテも参照可能。④モールのコンセプトとして「救急」、「健診」を掲げており、すべてのクリニックがそのコンセプトを主軸に診療を行っている。結果モール全体があたかも一つの病院のような連帯感が生まれた。⑤日本初のデザインが認められ2024年度グッドデザイン賞受賞。などが挙げられます。
開業後の経営状況ですが、すべてのクリニックが当初の予想を大きく上回る収益を上げることができました。すべてのクリニックが落下傘開業にもかかわらず初月黒字を達成できたのは、なかなか他では類を見ないのではないかと自負しています。
紙面では文字数の制約もあり細かな点などをお伝えできておりません。もし関心を持って頂けた方がおられましたら、いつでも遠慮なくご連絡頂ければ幸いです。
ホームページ https://babacli.com

ポスト