大阪府保険医協会紹介

保険医協会はこんなところ

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  大阪府保険医協会は、「開業医の経営と生活、権利を守るとともに、国民医療の充実・向上をはかる」ことを目的に、1961年9月に再建された自主的な団体です。またその前身は、戦後まもない1947年に、健康保険の普及・活用で国民医療をささえることをめざす医師有志で結成した保険医連盟でした。現在、府下開業医の約8割が加入し、会員数は約6,300人となっています。また全国ではすべての都道府県に協会が設立され、その連合体である全国保険医団体連合会は、10万人余の会員を擁しています。大阪府保険医協会は、1988年から勤務医会員制度をスタートさせ、現在府下で約900人が加入しています。ややもすると不安定になりがちな勤務医生活をサポートするものとして、協会の諸事業は好評をいただいており、しだいにその存在と役割が勤務医の間で注目され、拡がりはじめています。
大阪府保険医協会


わが国の医療制度・医療保障制度 改善へ精力的に行動

 保険医協会および全国保険医団体連合会は、1989年に「開業医宣言」を発表して、自らの医療への基本姿勢を明らかにするとともに、わが国の医療制度、医療保障制度を守り、改善するためのさまざまな提言をまとめ、行政等への精力的な働きかけを続けています。例えば、大阪府保険医協会が独自にとりくんだ「薬価の国際比較」をはじめ、「ビタミンの保険給付制限反対キャンペーン」、「薬害HIV対策」などは、大きな反響を呼び成果をあげています。

地域で住民要求に応えた医療をめざし、社会保障改善の取り組みでも努力

 大阪の医療・福祉、社会保障に関わる多くの団体と共に社会保障推進協議会を再建し、乳幼児医療の無料化やより良い老人保健福祉計画の策定を求めた活動、保健所を守る運動等を展開して一定の成果もあげてきました。こうした取り組みを通じて協会は、医師も住民も共に喜べる医療や、安心して老い、生き甲斐をもってくらすことのできる地域づくりをめざしています。